アルゼンチン商工会議所（CAC）の消費指標によると、2024年の最初の5ヶ月間で、衣料品および履物の消費は前年同期比で27％の減少を記録しました。
特に履物は、需要の低迷により工場の生産レベルは依然として低く、労働力の維持に多大な努力が払われています。また、内外の要因による輸入の困難や、アルゼンチンの輸入業者による負債の蓄積が依然として課題となっています。
こうした状況の中、7月に開催されるブエノスアイレスとコルドバの2つの履物フェアで新しい春夏コレクションが発表されることが期待されています。しかし、商工会議所は、いくつかの経済変数が整わない限り、この傾向が回復する可能性は低いと主張しています。
賃金の増加
履物産業労働者組合（UTICRA）とアルゼンチン履物産業連盟（FAICA）は、夏季に向けた新しい賃金協定に達しました。この協定は、2024年5月末まで有効な賃金スケールに基づき、基本給および追加給の段階的な引き上げを提供するものです。6月に10％、7月に16.8％、8月には23.6％の賃上げが実施されます。両者は、期間終了後に再度会合を開き、状況を評価する予定です。
