韓国のGS Caltex Corp.は、石油精製および石油化学プラントを運営している麗水国家産業団地において、全羅南道および麗水市と協力して炭素回収・利用(CCU)プロジェクトを開始します。GS Caltexは、産業団地内のプラントから排出される二酸化炭素を回収し、それを利用して化学製品を生産し、輸出する計画です。同社は2024年8月7日、全羅南道および麗水市とCCUメガプロジェクト協定を締結したと発表しました。この協定に基づき、GS Caltexは韓国の大規模石油化学コンプレックスの一つである全羅南道の産業団地内でCCU関連技術の開発と実証を行います。GS Caltexの研究センターはすでにこの技術を検証しており、テストと実証の準備を進めています。
GS Caltex、独自技術で炭素の回収と利用を実施へ
2024.09.25