Econicは、ポリオール市場向けの顧客対応を加速し、新しいCO₂界面活性剤技術の商業化を支援するため、株式資金調達を完了しました。この資金調達は、新規投資家であるTaranis Carbon Venturesが主導し、Capricorn Partners、CM Venture Capital、ING Sustainable Investments、GC Venturesが追加出資を行いました。
Econicは、化石燃料由来の原料を再生可能な炭素に置き換える特許取得済みプロセスを提供しています。この技術は独自の触媒に基づいており、家具やマットレス、自動車、塗料・コーティング、家庭・個人ケア、建築、繊維・アパレルなどの分野で広く活用されています。Econicは技術をポリオールや界面活性剤メーカーにライセンス供与しており、これらメーカーは世界的な消費者ブランドや製造業者に供給しています。
同社の技術は、バリューチェーン全体で炭素排出量とコストを削減すると同時に、製品の性能と循環性を向上させることができます。