テキサスの大寒波、一部のエネルギー消費型産業拠点を閉鎖へ

米国を襲っている冬の嵐により、精製所、化学工場、製造業者を含むテキサス州湾岸地域の産業用石油・ガス消費者の操業が混乱しています。寒さにより米国の天然ガス生産の約10%がオフライン(停止)になっていると推定されており、混乱の多くはガスに集中しています。

グッドイヤー・ベイポート(Goodyear Bayport)は、大寒波に備えて土曜日にテキサス州パサデナの化学工場を閉鎖したと、日曜日に「地域啓発緊急対応(Community Awareness Emergency Response)」のウェブサイトへの投稿で発表しました。エクソンモービル(Exxon Mobil Corp.)は土曜日、凍結する天候のためテキサス州ベイタウンにある石油精製コンプレックスの一部のユニットを停止したと述べました。セレニーズ(Celanese Corp.)は、天候の悪化に伴いヒューストン近郊の化学工場の操業を縮小したことが、公報により明らかになりました。

テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments)は、嵐の影響で公益事業会社によりダラス近郊のリチャードソン拠点への天然ガス供給が削減されたと、規制当局への提出書類で述べました。BNEFのデータによると、ここ数日、極寒の天候によりパイプラインが凍結し供給が遮断されたため、米国の天然ガス生産量は約100億立方フィート急減しました。その一方で、暖房用燃料の需要は約180億立方フィート急増しています。石油トレーダーにとって、産業操業の減速は、天候関連の石油・ガス生産の乱れが石油価格を押し上げるとする一部の投機を複雑にする可能性があります。これは、嵐によって原油消費の減少を招くためです。週末にかけて「規格外(オフ・スペシフィケーション)」のガス、つまり業界基準を満たさないガスを受け取った、西テキサスの産油地パーミアン盆地にあるエナジー・トランスファー(Energy Transfer)のあるガスプラントは、寒さによって問題が悪化していると述べました。グッドイヤー・ベイポート、テキサス・インスツルメンツ、エナジー・トランスファーからは、直ちにコメントを得ることはできませんでした。

https://www.pudaily.com/Home/NewsDetails/62324

Share Please!
URLをコピーする
URLをコピーしました!
目次
閉じる