ドイツのFriedrich Merz首相のアラブ首長国連邦訪問に際し、高品質なポリマー材料の世界的大手メーカーであるCovestro、尿素およびアンモニアの海上輸出で世界最大手のFertiglobe、そしてアブダビで開発されている世界規模の化学エコシステムであるTA’ZIZは、アンモニアおよび硝酸のバリューチェーン全体にわたる協力の可能性を探るための覚書(MOU)を締結しました。
このMOUは、短期的な供給ソリューションと、より低炭素な生産経路への移行を支援する長期的な機会の両方を評価するという、各当事者の共通の利益を反映しています。今回の協力は、2025年12月のXRGによるCovestroの買収完了に続くものであり、CovestroとFertiglobeがXRGのグローバル・ケミカル・プラットフォーム内で活動し、国際的なリーチを拡大することで得られるさらなる機会を反映しています。
MOUに基づき、CovestroとFertiglobeは、Fertiglobeの施設から中国および米国にあるCovestroの拠点への短期的なアンモニア供給の機会を探る意向です。並行して、炭素回収技術を用いて製造される低炭素アンモニアや、Fertiglobeが開発したプロジェクトを含む再生可能資源からのグリーンアンモニアに基づき、欧州、中国、米国の拠点への長期的な供給オプションを評価します。アンモニアは、ポリウレタンの硬質および軟質フォームに不可欠な成分であるMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)およびTDI(トルエンジイソシアネート)を製造するためのCovestroの主要な原料です。
供給契約に加え、TA’ZIZを含む各当事者は、貯蔵や輸送ソリューションなどのインフラ施設の評価や、UAE国内および世界中でのアンモニアバリューチェーン全体における潜在的なビジネス機会についても検討していく予定です。



