2026年2月2日Lubrizolは、進化を続ける植込み型医療機器の要求に応えるべく設計された、新しい医療グレード材料「Tolerathane™ TPU」の発売を発表しました。既存のTPU(熱可塑性ポリウレタン)材料と比較して、Tolerathane™ TPUは過酷な生物学的環境に対して比類のない耐性を発揮すると同時に、優れた柔軟性と機械的弾性を維持し、標準的な熱可塑性プラスチック加工へのシームレスな統合を実現しています。
医療機器OEMが植込み技術の可能性を再構築できるよう設計されたTolerathane™ TPUの熱可塑性とポリウレタンの機械的特性は、幅広い用途における高度な機器設計に新たな可能性を切り拓きます。本製品の性能特性は、ニューロモジュレーション(神経調節)および心臓リード、構造的心臓インプラント、経皮的カテーテルおよびケーブル、さらには植込み型テキスタイルなどの技術要件と密接に合致しています。
性能上のメリット
- 向上したバイオスタビリティ(生体安定性): 現在市販されているTPU材料と比較して、酸化および加水分解に対する優れた耐性を備えています。
- 妥協のない柔軟性: 極めて低い硬度(柔軟な状態)においても高い生体安定性を発揮し、良好な機械的特性を提供します。
- カスタマイズに対応: 一般的な熱加工法にシームレスに適合し、最適なパフォーマンスを得るための調整が可能です。
- シリコーンに代わる熱可塑性選択肢: デバイスの小型化と設計の自由度を支える「薄肉設計」を可能にし、植込み型医療機器開発のイノベーションを変革します。
Tolerathane™ TPUは、北米最大の医療機器設計・製造イベントである「MD&M West 2026」でデビューします。Lubrizolはブース2301にて最新の医療グレード材料のイノベーションを展示し、技術専門家が機器設計の変革の可能性について直接説明を行います。



