オレゴン州環境品質局 (DEQ) は、Mattress Recycling Council(MRC) が提出した計画を否決しました。同局は、農村地域や社会的弱者コミュニティへのアウトリーチ (情報提供活動) に関する懸念を理由として挙げました。また、より詳細な予算、トコジラミやその他の有害物質に汚染されたマットレスの処理方法に関するより多くの情報を求めています。
DEQは、プログラムはオレゴン州のすべての郡のニーズを満たすべきであると述べています。ユージーン（オレゴン州）など一部の地域ではすでにプログラムが存在しており、プログラム開始後にはさらに多くのマットレスがリサイクルされる可能性があります。一方、農村部を中心に、これまでマットレスをリサイクルする手段がなかった地域もあります。既存のマットレスリサイクルプログラムを持つコミュニティをどのように考え、より農村部への拡大をどのように意図的に行うかが検討課題となっています。
DEQは、州全体のマットレスリサイクルが2024年末までに、または早ければ2025年初頭までに稼働することを予想しています。マットレス業界によって設立された非営利団体であるMRCは、他の州でもプログラムを作成しています。MRCは、新たに計画を提出するのに60日間の猶予があり、DEQはそれを審査するのに45日間かかります。2番目の提案が承認されれば、MRCは7か月以内に一般公開をおこなうことになります。
