BASF、中国・新疆地域のBDO合弁事業からの撤退を発表

BASFは、中国・コルラにある1,4-ブタノジオール(BDO)合弁事業2社、BASF Markor Chemical Manufacturing (Xinjiang) Co., Ltd.とMarkor Meiou Chemical (Xinjiang) Co., Ltd.からの株式譲渡を開始したことを発表しました。今回の決定は、BASFの、世界各国の1,4-ブタノジオール(BDO)の市場環境と、生産拠点ごとのBDOおよびその下流製品の製品炭素フットプリント(PCF)を評価した、グローバル戦略の一環としたものです。

コルラで生産されるカルシウムカーバイド由来のBDOとポリオテトラヒドロフランは、原料として石炭を使用し、生産工程のエネルギー消費量が高いため、製品炭素フットプリント(PCF)が著しく高くなる見込みです。

BASFは今後、グローバルなBDOポートフォリオと関連する下流製品を、競争力のある低PCF製品を提供するようにカスタマイズしていく予定です。

https://www.pudaily.com/Home/NewsDetails/44742

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