Lubrizolは東南アジア市場向けの新たなイノベーションセンターをシンガポール・ジュロンに開設しました。このセンターは、顧客との協業をさらに深め、イノベーションを前進させることを目的としており、シンガポール経済開発庁の支援を受けています。
延べ床面積15,000平方メートルに及ぶ複数階建ての施設には、先端研究所、没入型体験ゾーン、技術研修や知識交流の専用スペースが含まれています。同社によると、科学者や製品開発者は現地の研究開発および試験能力を活用し、複数の産業分野における顧客の製品開発を支援する予定です。
同社はまた、シンガポール経済開発庁および石油会社レプソルとの合弁会社であるユナイテッド・オイルと覚書を締結しました。ユナイテッド・オイルとの合意は共同イノベーションの機会を探り、協業による製品開発を通じて市場を拡大することを目的としています。一方、経済開発庁との合意は、今後5年間にわたりイノベーションへの共同コミットメントおよび追加投資の可能性を探ることを定めています。
一方、Lubrizolはインドネシアでも新しいオフィスを開設しました。このオフィスは南ジャカルタのタラベラ・オフィスパークに位置し、顧客・業界との関わりや技術サービスの拠点となります。同社はまた、同国の国営エネルギー会社の子会社であるPT Pertamina Lubricantsとも現地で覚書を締結しました。
