BASF、寝具・自動車・CASE向けにバイオマスバランス型ポリエーテルポリオールを導入

2026年3月10日、 BASFは、ルイジアナ州ガイスマーにある同社のフェアブント(統合生産)拠点で、北米初となるバイオマスバランス(BMB)[1]ポリエーテルポリオールの商業生産を開始したと発表しました。この新製品ラインは、BASFの持続可能なポリウレタン原材料ポートフォリオを拡大するものであり、同社のサステナビリティ目標を推進する上で重要な節目となります。

このBMBポリエーテルポリオールは、国際的に認められた「ISCC PLUS認証」[2]を取得しており、バリューチェーン全体を通じて持続可能なバイオマス投入量の完全な追跡可能性と検証が保証されています。バイオマスバランス・アプローチを用いることで、BASFは生産プロセスの初期段階で化石燃料由来の原料の一部を再生可能なバイオサーキュラー材料に置き換えます。その際、従来のポリエーテルポリオールと同等の製品品質と性能を維持します。

ポリエーテルポリオールはポリウレタン化学において中心的な役割を果たしており、イソシアネートと反応してポリウレタンポリマーを生成する主要な原材料です。BASFのバイオマスバランス型ポリオールは、無数の産業用途で使用される軟質フォーム処方の製品カーボンフットプリント(PCF)削減に寄与するドロップイン・ソリューション(代替製品)を提供します。BMB製品は、化石燃料由来の製品と同じ仕様および加工特性を保持しているため、製造業者は操業を中断することなく迅速に導入することができます。

BASFのモノマー部門は、主要な製品ライン全体で低PCFおよび循環型製品の開発を含む、野心的なサステナビリティ・ロードマップを引き続き推進しています。北米でのISCC PLUS認証取得済みBMBポリエーテルポリオールの発売は、同部門の既存のBMBイソシアネート製品を補完するものであり、より持続可能なポリウレタンシステムに対するBASFの統合的なアプローチを強化します。


[1] バイオマスバランス法(BMB): BASF製品の製造に必要な化石原料を、統合された生産チェーンに沿って再生可能原料に置き換える手法。再生可能材料の対応する割合は、認定されたマスバランス・アプローチを通じて特定の販売製品に割り当てられる。この生産手法は化石資源を節約すると同時にCO2排出量を削減する。再生可能原料はBASF製品の中で物理的に追跡することはできない。

[2] ISCC PLUS: 化学産業における原材料としての持続可能なバイオマスの使用に関するサステナビリティ認証制度。この制度による認証は、使用されたバイオマスが持続可能であり、必要な量が生産システムに投入されたことを確認するものである。また、持続可能なバイオマスが対応する販売製品に正しく割り当てられていることも確認する。認証は独立した監査員による現地監査に基づいて授与される。

https://www.pudaily.com/Home/NewsDetails/63127

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