BASF SEは、オランダのへーレンフェーン拠点において水性分散体の新たな生産ラインを稼働開始し、CO2排出を増加させることなく生産能力を拡大しました。同社によると、既存のインフラと設備を活用することでこの成果を達成したとのことです。
新しい生産ラインは、BASFがスウェーデンのVattenfall AB(ソルナ)およびAllianzと共同で運営するHollandse Kust Zuid沖合風力発電所からのグリーン電力で稼働しています。
BASFの水性分散体は、主にコーティング、印刷、包装分野で使用されており、これらの業界は、消費者需要の高まりを受けて持続可能なソリューションへと移行しつつあると同社は指摘しています。