BASF、プラスチックのリサイクルを可能にする触媒・吸着剤「PuriCycle®」を発表

BASFは、最も複雑な廃プラスチックの熱分解フィードを浄化するための高性能製品の新ラインアップ、PuriCycle®を発表しました。

PuriCycle®は、プラスチック廃棄物のケミカルリサイクルから得られる二次原料である熱分解油を精製し、バリューチェーンの最初の段階で新しいプラスチックの生産工程に投入します。PuriCycle®は、ハロゲン、窒素、酸素、硫黄化合物などの不純物や、ジエンなどの高濃度の反応性成分さまざまな不純物を選択的に除去または変換し、循環型プラスチックストリームの下流処理を可能にするために開発された新規触媒と吸着剤が含まれています。廃プラスチックから得られる熱分解油の精製は、プラスチックのケミカルリサイクルの中でも最も難しい技術課題ですが、BASFはPuriCycle®により、廃棄物を最小限に抑え、最終的に化学産業の新しい原料を切り開くことができるとの見解を述べています。

https://www.pudaily.com/News/NewsView.aspx?nid=108021

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