概要
用途
比較
※PTFEの場合
1.7-2.2
-40
Tg(℃)
170~
Tm(℃)
耐熱性
耐寒性
摺動性
非粘着性
難燃性
耐薬品性
耐候性
電気特性
流動性
フッ素を重合して得られる高分子群。完全フッ化、部分フッ化、他分子との共重合体など、性状の異なるバリエーションが存在する。
・PTFE:連続使用温度260℃、フッ素樹脂の中では最も多く使用されている、圧縮成形されたブロックからの切削加工、フライパンなどのコーティング加工
・FEP:連続使用温度200℃、熱溶融成形可能
・PFA:連続使用温度260℃、熱溶融成形可能、無色透明性
・ETFE:連続使用温度150℃、エチレンとの共重合体、PTFEとPEとの中間の性質を持ち、熱溶融成形可能
・PCTFE:連続使用温度120℃、水蒸気バリア性が高い、熱溶融成形可能
・PVDF:連続使用温度130℃、フッ素樹脂の中では、機械的特性、衝撃強度が良好
・ECTFE:連続使用温度160℃、日本ではあまり使用例無 比重がフッ素樹脂の中では小さめ
- 連続使用温度が約260℃あり、難燃性も高い為、フライパンのコーティングとしての使用が有名
- 耐候性が良く、低摩耗低摩擦、撥水撥油性、耐薬品性の為、また酸素指数95以上と高い難燃性も持つ為、施設外壁材としても使用
フライパンのコーティング (テフロン加工)
採用理由
熱に強く、滑りが良い、粘着せず、燃えにくい(高耐熱性、摺動性、非粘着性、難燃性)
空港屋根材
採用理由
コーティングし易く、汚れが付着し難い(非粘着性)、耐候性、耐加水分性