
フライパンのコーティング (テフロン加工)
フッ素樹脂は連続使用約260℃の高耐熱で、表面の摩擦が小さく食材が滑り、何も付着しない非粘着性と燃えにくい難燃性をもつ。これらを兼ね備えるため、高温で調理しても焦げ付かないフライパンの表面コーティングに使われる。

Fluorocarbon Polymers / PTFE、FEP、PFA、ETFE、PCTFE、PVDF、ECTFEなど
すべてをはじく、最強バリア
比重
1.7-2.2
ガラス転移温度Tg (℃)
-40℃
融点 Tm
170~
ポイント

フッ素樹脂は連続使用約260℃の高耐熱で、表面の摩擦が小さく食材が滑り、何も付着しない非粘着性と燃えにくい難燃性をもつ。これらを兼ね備えるため、高温で調理しても焦げ付かないフライパンの表面コーティングに使われる。

フッ素樹脂は下地に薄く塗りやすく、撥水撥油の非粘着性で雨や排ガスの汚れが付きにくい。紫外線や風雨に長期間耐える耐候性と、水分による劣化を起こさない耐加水分解性も備えるため、広く大きな空港の屋根材に向く。

フッ素樹脂は、繊維間に通気性を確保しながら微粒子を捕集できる。薬品や環境に侵されず高耐久のため性能が長持ちし、外科用やN95規格の空気ろ過マスクのフィルター材に使われる。
出典 www.solvay.com
城井 顕一
Kenichi Joi
高分子基礎、樹脂技術・品質・法令などの領域で教育支援も担う技術ハブ人材。既存品では満たせない特殊スペックには、カスタム材料開発を主導。専門用語を平易に翻訳する技術広報の経験も持ち、バイオ材の発展のため選定支援を担う。得意分野は、化学繊維開発全般。

林 騏驊
Qihua Lin
ポリマーグローバルアカウント事業部バイオプラスチックビジネスリーダー。 バイオプラスチックス選定・グローバル法規制対応・グローバル市場及び市況動向に関する知見に強み。官・学プロジェクトにも参画し、顧客製品設計段階から柔軟な取組提案が可能。