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PS

Polystyrene / ポリスチレン

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概要


用途


記事


比較


比重

1.04

熱的性質

100

Tg(℃)

N/A

Tm(℃)

特徴

寸法安定性

透明

印刷性

耐酸/アルカリ性

耐衝撃性

解説

スチレンの重合体。
・GPPS(General Purpose PS) :基本的なPSで、透明度が高く、硬めで耐衝撃性に難点
・HIPS(High Impact PS):ゴム成分を加えて耐衝撃性を改良した乳白色のPS

ポイント
  • 透明、加工性、印刷性が良く、シート化/真空成形されて食材容器用途に広く使用
  • 耐熱性は100℃前後であり、100℃を超える用途には向かない
  • 発泡スチロールとは、GPPSを原料として発泡剤を含侵、若しくは成型時に注入、熱をかけることによって発泡したもの
使われ方

乳酸菌飲料容器(HIPS)

採用理由

流動性が良く、成形条件幅が広い(製品精度と量産性に優れる)

封筒窓(GPPS)

採用理由

中を見やすい(透明性)、紙と接着がし易い(良接着性)

発泡スチロール(GPPS)

採用理由

水蒸気熱を使い、発泡ビーズを熱溶着するため、丁度良い温度に軟化点(Tg)がある。高温を掛けないため、リサイクル物性の低下が少ない。