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PBAT

Polybutylene Adipate Terephthalate / ポリブチレンアジペートテレフタレート

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概要


用途


比較


比重

1.25

熱的性質

N/A

Tg(℃)

110~

Tm(℃)

特徴

柔軟性

生分解性

解説

石油化学原料であるアジピン酸、テレフタル酸と、1,4ブタンジオールから製造される、生分解性をもつ脂肪族芳香族ポリエステル。自然界で微生物によって、水と二酸化炭素に分解される。

ポイント
  • LDPEに近い物性で、フィルム化されて使用
  • PBATを主体とする生分解マルチフィルムは、農作物収穫後に土壌にすき込むことによって、フィルム回収の労力削減に寄与する
  • 近年全成分における植物由来化の研究が進行中。
使われ方

農業用マルチフィルム

採用理由

鍬ですきこんで土壌分解する(生分解性)

出典BASFジャパン㈱

農業用マルチフィルム

採用理由

水分、酸透過性が高い、鍬ですきこんで土壌分解する(生分解性)

コンポスト袋

採用理由

フィルム化しやすい(製膜性)、生分解性

出典 BASFジャパン㈱

梱包フィルム

採用理由

コーンスターチとの相溶性良く、フィルム化し易い