エンプラ非晶性

Copolyester

Copolyester / コポリエステル

透明性と成形性を兼ね備え、見た目と使いやすさを両立する優等生

比重

1.18

ガラス転移温度Tg (℃)

108~

融点 Tm

N/A

特徴

寸法安定性透明性耐衝撃性耐薬品性耐加水分解性

解説

ポリカーボネートと似た特徴を持っているが、ビスフェノールAを使用しない材料でありながら、そこそこの耐熱性と耐薬品性、耐加水分解性を保持

ポイント

  • 透明プラスチックでありながら、耐衝撃性、耐薬品性に優れており、PC(ポリカーボネート)では溶剤割れを起こしてしまうようなケースでも使用が可能な場合が有る。
  • 肉厚でもガラスのような透明性を持ち、食品容器への採用例が多い。

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用途と採用理由

ガラス代替食器

コポリエステルは光をよく通しヘイズも低く、ガラスのように透き通る。軽くて落としても割れにくく、食洗機の熱や洗剤にも耐える耐熱・耐薬品性を備えるため、ガラスの見た目と扱いやすさを両立した食器に向く。

出典 www.nagase.co.jp/pp/tritan/

食器

コポリエステルは落としても割れない耐衝撃性をもち、熱や使用を重ねても形が変わりにくい寸法安定性を備える。厚みのある形状でもきれいに成形でき透明感を保てるため、繰り返し使う食器の素材として適している。

出典  ㈱サカエ工業

三方活栓(医療用品)

コポリエステルは応力がかかり続けても割れにくい靭性と耐薬品性をもち、薬液に触れる医療部品でも安心して使える。ビスフェノールAを含まず溶剤接着で部品を一体化できるため、点滴流路を切り替える三方活栓に向く。

出典 www.nagase.co.jp/pp/tritan/

この樹脂に詳しいエキスパート

城井 顕一

城井 顕一

Kenichi Joi

高分子基礎、樹脂技術・品質・法令などの領域で教育支援も担う技術ハブ人材。既存品では満たせない特殊スペックには、カスタム材料開発を主導。専門用語を平易に翻訳する技術広報の経験も持ち、バイオ材の発展のため選定支援を担う。得意分野は、化学繊維開発全般。

林 騏驊

林 騏驊

Qihua Lin

ポリマーグローバルアカウント事業部バイオプラスチックビジネスリーダー。 バイオプラスチックス選定・グローバル法規制対応・グローバル市場及び市況動向に関する知見に強み。官・学プロジェクトにも参画し、顧客製品設計段階から柔軟な取組提案が可能。

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