

PEI
Poly Ether Imide / ポリエーテルイミド
耐熱性・強度・難燃性を高次元で両立する万能ハイパフォーマー
比重
1.27
ガラス転移温度Tg (℃)
217℃
融点 Tm
N/A
特徴
解説
2,2-ビス[4-(3,4-ジカルボキシフェノキシ)フェニル]プロパンと、m-フェニレンジアミンを、有機溶媒の存在下で合成して得られる。イミド結合(優れた耐熱性、強度)とエーテル結合(良好な加工性)を合わせ持つ。
ポイント
- 高い難燃性をもち、仮に燃えても煙や有毒ガスの発生が少ないことにより、航空機の室内部品などに使用
- サルフォン系スーパーエンプラに近い性能を持っており、硫黄を避けたい用途、工程の場合にこちらを選択
用途と採用理由


WDM(波長分割多重)モジュール
高い赤外線透過率(88%以上./850~1550nm)、高屈折率、高温寸法安定性、非球面ガラスレンズに比べ、設計の自由度が高く、大量生産・高速生産が可能
出典 PressReleaseFinder
ARスマートグラスのテンプル
PEIは粘り強さ(延性)と硬さ(剛性)のバランスがよく、壊れにくいまま薄く成形できる。テンプル(つる)を薄肉化することで眼鏡全体を軽くし、内部に電子部品を載せるスペースも確保できるため、ARスマートグラスのテンプルに使われる。
出典 PressReleaseFinderこの樹脂に詳しいエキスパート

城井 顕一
Kenichi Joi
高分子基礎、樹脂技術・品質・法令などの領域で教育支援も担う技術ハブ人材。既存品では満たせない特殊スペックには、カスタム材料開発を主導。専門用語を平易に翻訳する技術広報の経験も持ち、バイオ材の発展のため選定支援を担う。得意分野は、化学繊維開発全般。

林 騏驊
Qihua Lin
ポリマーグローバルアカウント事業部バイオプラスチックビジネスリーダー。 バイオプラスチックス選定・グローバル法規制対応・グローバル市場及び市況動向に関する知見に強み。官・学プロジェクトにも参画し、顧客製品設計段階から柔軟な取組提案が可能。

