汎用プラ結晶性

PE

Polyethylene / ポリエチレン

派手さはない。でも世界中の生活インフラを支えている

比重

0.88-0.97

ガラス転移温度Tg (℃)

-100℃

融点 Tm

140℃

特徴

耐薬品性難燃性難耐加水分解性易成形性寸法安定性難耐低温性良耐候性低誘電率

解説

エチレンの重合体で、最も単純な高分子。高分子の連なり方で以下の様に細分類化される。
・HDPE(高密度PE):直鎖状で、側鎖が短く少ないので高密度化
・LDPE(低密度PE):長い側鎖を多く持ち、嵩高となり低密度化
・LLDPE(直鎖状低密度PE):直鎖状で短い側鎖多い
・HMWPE(超高分子量PE):分子量を100万以上に上げたもの。

ポイント

  • 比重が小さい(1以下)
  • 低温特性が良く、フィルム化して食品容器包装分野に多く使用されている
  • 寸法の安定性が低く、精密な用途には不向き

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用途と採用理由

ポリタンク

灯油などに対する高い耐薬品性を有し、内容物を安全に保管できる素材である。さらに、低温環境でも割れにくいため、寒冷地での使用にも適している。

ポリ袋

薄く加工しても十分な強度を保てるため、軽量化とコスト削減の両立が可能。また、透明性にも優れ、中身を確認しやすいことから、さまざまな包装用途で活躍。

電線被覆

優れた電気絶縁性により電気を安全に伝送できる素材である。また、軽量で加工しやすく、ハロゲンを含まないことから環境配慮型の電線にも採用されている。

この樹脂に詳しいエキスパート

城井 顕一

城井 顕一

Kenichi Joi

高分子基礎、樹脂技術・品質・法令などの領域で教育支援も担う技術ハブ人材。既存品では満たせない特殊スペックには、カスタム材料開発を主導。専門用語を平易に翻訳する技術広報の経験も持ち、バイオ材の発展のため選定支援を担う。得意分野は、化学繊維開発全般。

林 騏驊

林 騏驊

Qihua Lin

ポリマーグローバルアカウント事業部バイオプラスチックビジネスリーダー。 バイオプラスチックス選定・グローバル法規制対応・グローバル市場及び市況動向に関する知見に強み。官・学プロジェクトにも参画し、顧客製品設計段階から柔軟な取組提案が可能。

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